家にできた蜂の巣を駆除した話

こんばんは！むすパパです。

今回は，わが家に蜂の巣ができ，駆除に至った時の話をご紹介します。

似たような状況となってしまった方のご参考になれば…! と思います。

蜂の巣との出会い

あれは，5月のゴールデンウィークが終わろうとしていたある日…

ふと気付くと軒下にちょこんと蜂の巣が１つ作られていました。

な，な～ いつの間に！

初めて見た時には蜂の姿はありませんでしたが，その後の情報（むすママ）によると，１匹の蜂が飛んでいるとのこと…

そうか，やはり蜂は”いる“のだね。

今はまだ４～５cmくらいの大きさですが，これから巣がどんどん大きくなって蜂も増えていくのだろうか…

これは，むす家の危機だ。

情報収集

慌てて蜂の巣について調べると，いろいろ分かってきました。

・飛んでいた１匹が女王蜂。4～5月頃に女王蜂が１匹で巣を作り始める。

・個人で安全に駆除できる巣の大きさは，直径15cm程度まで。

・日本の家に巣を作る蜂は，アシナガバチ，ミツバチ，スズメバチの３種類がほとんど。

・蜂の種類は巣の形状で判断できる。

・スズメバチの駆除は他の２種類と比べて危険なため，なるべく専門業者に任せたほうがよい。

なるほど。場合によっては個人でも駆除できるのですね。

わが家の場合，

巣の大きさは15cm以下。

蜂の種類は，巣の形状からして……あ，アシナガバチだ！（スズメバチでなくてよかった～）

ということは，個人で駆除できる範疇ですね。

しかし，蜂の巣は一番近い窓からも若干距離があり，素人の私が容易に駆除できるものなのでしょうか…？

念のため，自治体の窓口に電話して相談しました。

すると，自治体で蜂の巣の駆除自体は行っておらず，防護服の貸し出しは行っているとのこと。

やはり蜂の巣駆除は危険を伴うのです。安易に考えてはいけません。

不安になった私は，駆除の専門業者を紹介していただけるのか自治体の方に尋ねました。

すると，蜂に限らず様々な害虫関連の専門業者を斡旋している団体を紹介いただきました。

と思いながらその団体に電話をかけて，蜂の巣駆除について問い合わせました。

すると，電話に対応いただいた方は慣れた様子で，蜂の種類や巣の大きさ，巣の場所などを私から聞き出しました。

そして，結論を簡単にまとめますと，

【夕方以降の暗い時間帯にスプレーを巣に吹きかければ，女王蜂を駆除できて一件落着です。】

とのこと。

え～，なんだか簡単♪

と思ってしまうくらい，緊迫感はありませんでした。

巣を早いタイミングで発見できていたため，専門業者に頼むほどの事態ではなかったのです。

と思いきや，なんでも「蜂用のスプレー」なるものが売っていて，10mくらい先まで届くものもあるとか！

巣までの距離はおよそ3m，これならスプレーでいける…！

さっそくドラッグストアで蜂用スプレーを購入し，蜂の巣駆除に臨むのでした…

駆除決行

さあ今夜，蜂の巣を駆除しますよ…

と，ここで注意点を確認します。

暗いからといって，懐中電灯などのライトで蜂の巣を照らしてはいけません。

その光に蜂が飛びかかってきます。

赤いセロファンを貼った光とすることでこれを防ぐことが出来ます。

また，黒色や原色に近い色は蜂を刺激して攻撃されるおそれがあるため，服装は白色や淡い色としましょう。

よし，それでは参りましょう…

淡い色の服を着て，巣に一番近い窓を開けます。

赤いセロファンは用意していません。というかライトを使いません。

日中に巣の位置は頭に入れました。薄明りでも巣に向かってスプレーを吹きかけられるほどに。

いざ，スプレー発射！！

ブフォォォーー！！！

10秒程度スプレーを吹きかけ続ける，とスプレーの説明書きにあったので，余裕を見て15秒は吹きかけることにしていました。

吹きかけている間に蜂が襲ってこないか，恐怖との戦い。

15秒が長く感じる…！

吹きかけ終わり，すぐさま窓を閉めます。

もうスプレーはほぼ空になっていました。勢いすごかったですからね。

ふぅ，これでおそらく大丈夫。

あとは翌日以降に巣の周りに蜂がいないことを数日間確認して，巣を落とします。

その後，巣の周りに蜂を見た者はいませんでした。（日中に蜂の姿は見なくなりました。byむすママ）

次の休日に，窓から物干し竿を伸ばして巣をつつき，無事に巣を落とすことができました。

落ちた巣をゴミ袋に入れる際にも要注意。

念のため，残り少ないスプレーを巣に吹きかけます。

もし，動かくなった蜂が近くに落ちていた場合，蜂は手で触らないように。

蜂の針には毒が残っています。最後の力を振り絞って動くこともあるそうです。（怖いですね。。）

おわりに

無事に蜂の巣を駆除でき，わが家に平和が戻りました。

これ以降，家の周りに蜂や巣の姿はありません。

今回は，運良く早いタイミングで巣を発見でき，対処することができましたが，

もう少し遅かったら，巣も大きく，蜂の数も多くなり，個人の駆除は危険だったでしょう。

蜂の巣駆除については状況をよく確認し，個人で駆除できるかどうかを慎重にご判断ください。

まさか自宅に蜂の巣ができるとは思っていなかったですが，これからは毎年４～５月頃に，蜂の巣の有無を要チェックしたいと思います！